上を見ればきりはなく面白いのは常に横道
立ち止まれない不幸、バトンを受け取る幸福
2月上旬から中目黒に引越して、まさかの1週間後に丸丸1週間のUK海外出張に飛び出すというキャノンボールめいた勢いで3月に突入したらまた何度目かの転機が待ち受けていて、春。
ぬるい環境でいいから成長しなくていいからもう数年は楽させて欲しかった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それでもほんの短い期間に与えられたもの得たものは限りなく大きく、今後も成長できる、走り続けられる場所を目指さないといかんのでしょう。
特にUKで一週間会議室にブチ込まれたことにより、これまで一塊の知識たちが緩やかに繋がるような感覚で運用していた自分の英語に横串が通った感覚があり、「だいたいこんな感じで思考すればスッと喋れて通じる」というようなフロウを体得したことで自分のものにできたのは素晴らしい体験だった。一方で、まだまだ表現力で至らないところもあり、その先のビジネス上の戦略思考も、教養、思考の奥行きも足りないことも痛感した。
『UKの土を踏む』のは十代の頃からの夢であり、それを最も理想に近い形で実現できたことで、自分のこれまでとこれからを一段高いところからスッと見通せたような気がする。
創作に没頭したくも運命に恵まれず、やむを得ず仕事にコミットして来た”がむしゃら期”の終わりが見え、そろそろ次の五年を見据えて道を選ぶ時が来たらしい。
やれること、やりたいこと、やらなければならないこと、ある自分、あれる自分、あるべき自分、あれない自分、この道の先、あの業界のフォーキャスト。
考えることは色々あるかもしれないが、いつでも上を見ればきりがなく、面白いのは常に横道。手は打ちつつも、楽しいことを何よりも優先して選びたい、そんな今日この頃。