2014/11/24 言語を合わせる
“私が尊敬している先輩に共通しているところは、みなさん、私のところまで降りてきてくださるんですよ。素晴らしい何かを成し遂げる方って、降りることができるんですよ。”
蒼井優「生きていくなら、言葉にするのを諦めてはいけない」|いま輝いているひと。|cakes編集部|cakes(ケイクス)
相手の言語に合わせないと、そもそも言葉が伝わらないからなんだろうなあ、と。
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伝わる人にだけ伝える、というスタンスも、より多くの人に伝わるよう苦心しながら伝える、というスタンスも、それぞれに効果があるのだが、フィクションの壁を乗り越えたいと思うなら、一つでも多くの言語を習得するということは避けられない課題のように思える。
この場合の言語は、単なる言葉ではなく、倫理の体系、正義を生み出す装置の仕組みのことだ。誰かのために存在する正論のことだ。
特に、明確な目標に対して言葉を届けたい場合、時に入り口が一つしかないことがある。
その入り口が入る者に多大なる代償を支払わせる場合もある。
全く新しい言語できちんと筋を通したストーリーを作り、その説得力でフィクションの壁を力技で踏み越えるという手もある。
人を受け止めるとは、その人が一番大事にしているものを受け止めるということなので、無暗やたらに肯定の言葉を投げても会話は成立しない、というか、同じ罪を共有しないと根本的に無理があるので、そもそもの限界はあるし、そこを踏まえた上でできるアプローチというのを考えなくてはいけない。
それにしてもこの世は地獄だよ、実際。